ネット検索で頻繁に浮上する2つの疑問、「突如行われた改名の理由」と「相方・金田哲との不仲説」についても、取材データから真実を整理しておかなければなりません。
まず芸名改名についてです。川島は2020年、eスポーツ(特に人気ゲーム『League of Legends』)の世界に本気で挑戦する番組企画の中で、ゲーム界の頂点を目指す宣言として「川島ofレジェンド」へと改名しました。一見すると奇をてらったネタに見えますが、デジタルネイティブ世代やゲームコミュニティへのアプローチという明確な戦略的意図がありました。さらに2023年2月には、コンビ結成の原点に立ち返りつつ姓名判断の画数的な吉兆を取り入れ、コンビ名を「はんにゃ」から末尾にピリオドを加えた「はんにゃ.」へと改名。変化を恐れず話題を提供し続ける姿勢を維持しています。
そしてもう一つ、長く取り沙汰された金田哲との不仲説です。これについては、過酷すぎたブレイク期特有の歪みが原因でした。20代前半の若さで頂点に立ち、睡眠時間が連日2時間という極限の過密日程の中で、ネタ作りを一手に担う金田と、キャラクターで愛される川島との間に強烈な温度差やすれ違いが生じていたのは紛れもない事実です。一時期は楽屋で一言も会話を交わさない冷戦状態が続いていたことを、両者ともに後年の番組で認めています。
しかし、ブームの終焉と川島の大病を経て、2人の関係性は決定的な転換を迎えました。金田は大河ドラマ『光る君へ』で見せた卓越した演技力で本格派俳優としての評価を確立し、川島は食とライフスタイルの分野で独自の道を切り拓きました。互いに「自分にはない武器」を持つ唯一無二の相棒として尊敬し合えるようになった現在の「はんにゃ.」は、かつての人気絶頂期よりもはるかに健康的で強靭な絆で結ばれています。