二郎系店舗に足を踏み入れる際、ビギナーが最も緊張するのが「コール(無料トッピングの注文方法)」です。しかし、ラーメンバリ男のシステムは二郎直系店よりもはるかに合理的で、初心者にとってもハードルが低く設計されています。恥をかかずに最高の一杯を引き出すための手順を整理しました。
最大の特徴は、無料コールのタイミングが「食券を店員に渡す瞬間」である点です。直系店のように「ラーメンができあがる直前に店員から尋ねられる」スタイルではありません。食券を手渡す際に、希望のトッピングを自分から伝えます。
- ヤサイ(野菜):もやしとキャベツの増量。「ヤサイ増し」で標高の高い山が築かれます。
- アブラ(背脂):味付けされた極上の背脂。「アブラ増し」で別皿または丼上に追加されます。
- カラメ(味濃いめ):特製しょうゆダレの増量(卓上にもカエシが用意されているため、まずは普通推奨)。
- 麺の量調整:標準で茹で前300g(一般的なラーメンの約2倍)あります。食べ切る自信がない場合は、食券を渡す際に必ず「麺少なめ(200g)」または「麺半分」と申告してください。
そして、最も注意すべきなのが「ニンニク入れ方」の独自ルールです。バリ男では注文時に「ニンニク入れますか?」と聞かれることはありません。なぜなら、ニンニクはカウンター卓上に大瓶で常備されており、客自身が好みのタイミングで投入するセルフスタイルを採用しているからです。
カウンター前には、バリ男名物の指南書が掲げられています。この流儀を守ることが、最後まで美味しく完食するための絶対条件となります。
- まずはそのまま:着丼直後はニンニクを入れず、三河屋製麺特製の極太ストレート麺と純粋な豚骨醤油スープの調和を味わう。
- スプーン1杯(イケメン):中盤、卓上のおろしニンニクを1杯投入。スープが一気に引き締まり、立体的なジャンク感が覚醒する。
- スプーン2杯(バリ男):後半、さらに追いニンニク。豚骨の甘みと強烈な辛味が絡み合い、野性味あふれる境地へ。
- スプーン3杯(ギブアップ):翌日の予定を完全に度外視した超刺激仕様。激辛の自家製唐辛子「特製唐花」や卓上酢を回し入れ、最後の一滴まで味を変化させながらフィニッシュする。