「出演者の大半が大手事務所に所属している」という指摘は、あながち間違いではありません。番組を観れば分かる通り、モデル事務所や大手芸能プロダクションの育成部門に所属するティーンが多数登場します。これには明確な構造的理由があります。
番組制作側としては、約1週間の海外ロケや地方ロケを安全に遂行し、放送後の過密なPR活動やSNS管理を破綻なくこなせる人材を確保したい思惑があります。身元が保証され、コンプライアンス教育を受けている事務所所属者はリスクが低いため重宝されます。また、芸能事務所側も番組に強い売り込みをかけており、今日好き事務所スカウトを通じて番組オーディションのシード枠を獲得するケースも日常茶飯事です。
では、一般応募の生徒が挑む際、番組側はどのような今日好きメンバー選考基準を設けているのでしょうか。現場スタッフへのリサーチから浮かび上がるのは、以下の3つの評価軸です。
- 感情の振れ幅(素直に泣き、笑えるか):台本が存在しないリアリティーショーにおいて、思っていることを言語化し、素直に涙を流せる感受性は最大の才能とみなされます。
- 恋愛に対する前のめりな姿勢:「有名になりたい」という野心だけが先行し、恋愛に消極的な参加者は現場で持て余されます。異性に対する積極性や一途さは絶対条件です。
- グループ内での役割(キャラの明確さ):ムードメーカー、ツンデレ、ピュア系、しっかり者など、既存メンバーと被らない独自の立ち位置が求められます。