「BE KOBE」という言葉が産声を上げたのは、2015年(平成27年)のことでした。この年は、未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災の発生からちょうど20年という大きな節目にあたります。
震災直後、街は壊滅的な打撃を受けました。しかし、国内外からの温かい支援の手と、絶望の中で立ち上がった市民同士の共助によって、神戸は見事な復興を遂げました。20年の歳月が流れ、街のインフラが再生していく中で立ち上がったのが、「あの震災の経験と助け合いの記憶を風化させず、次の世代へ継承したい」という市民・有識者たちの強い危機感でした。
市民ワークショップや議論を重ねる中で導き出された結論が、「震災から立ち上がった人々の姿こそが神戸の誇りである」というメッセージでした。こうして、「神戸の誇りと復興への想いを未来へつなぐ誓い」として「BE KOBE」のスローガンが正式に制定されたのです。