急激な有名税と体型に対する世間の好奇心に晒される中、精神的な支柱となったのが最愛の兄でありプロデューサーでもあるフィニアス・オコネルの存在だ。二人のプライベートスタジオから生まれたサウンドは、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌でアカデミー賞を受賞するなど、世界最高峰の評価を獲得した。
Apple TV+で配信されたドキュメンタリー映画では、ステージ上の華やかな姿の裏にある肉体的な苦痛や世間の視線に対する葛藤が生々しく描かれている。カメラの裏側で見せる等身大の弱さと、それを受け止めて音楽へと昇華させる兄弟の絆は、多くの視聴者の胸を打った。