TBSの夜の報道枠は、筑紫哲也氏がキャスターを務めた『筑紫哲也 NEWS23』の時代から、常に時代の空気と摩擦を起こしながら報道を続けてきました。過去には生中継先との音声が繋がらずキャスターが数秒間沈黙を余儀なくされた場面や、模型やフリップを使ったスタジオ解説で小道具が壊れるといったアクシデントなど、数々の歴代ハプニングが記録されています。
かつては「その場限りの出来事」として流れていたアクシデントも、現在では放送直後からSNS上でキャプチャ画像や動画クリップが拡散され、トレンド入りを果たすのが常となりました。ネット上の反応は「生放送ならではの臨場感」「人間味があって面白い」と寛容に受け止める声がある一方で、報道の正確性を欠く事態には厳しい批判が集中します。
視聴者のメディアリテラシーが高まるなか、ハプニングそのものよりも「ミスが発生した直後にどのような誠実な対応を取ったか」が番組の信頼度を左右する時代となっています。