ファンの間で「クラブのレジェンドを称えて背番号を永久に使わないようにすべきだ」という議論が頻繁に交わされますが、ここにはリーグ規定の厳しい制約が存在します。サッカー背番号永久欠番一覧を確認すると、クラブの意志だけでは実現できない構造的なルールが見えてきます。
有名な事例として、ナポリのマラドーナが背負った10番や、ACミランでパオロ・マルディーニが背負った3番、フランコ・バレージの6番はクラブの永久欠番として広く知られています。また、多くのクラブが「サポーターは12人目の選手である」という理念から、12番をサポーター専用の番号として永久欠番に指定しています。
しかし、スペインの「ラ・リーガ」では異なる規定が敷かれています。トップチームの登録選手は「1番から25番(GKは1番、13番、25番)」を使用しなければならず、背番号を永久欠番にすると登録可能な選手枠が1人分減ってしまうルールが存在します。そのため、FCバルセロナはメッシ退団後も10番を永久欠番にできず、若手有望株に継承せざるを得ない事情がありました。