SNSや医療従事者コミュニティの投稿を検証すると、「先輩看護師の申し送りメモが暗号に見えた」「電子カルテの略語の意味が分からず、処置が遅れそうになった」といった実体験が数多く見受けられます。医療系専門誌のアンケート調査でも、新人看護師の約7割以上が「入職後3か月以内に医療略語の読解に強いストレスを感じた」と回答しています。
実際の現場手記や取材では、以下のようなリアルな実態が語られています。
「ICUに配属された当初、カルテに『CPAOAで搬送、ROSC後にIABP挿入、PCPSスタンバイ』と書かれていて頭が真っ白になった。今では一目で状況を把握できますが、蘇生後心拍再開(ROSC)や補助循環装置の略語は、救急現場では命に直結するため、あやふやな理解は許されないと痛感しました」(急性期病院・3年目看護師の手記より)
特に看護師の医療略語早見表として覚えておくべきは、日々のケアに直結する略語群です。「ADL(日常生活動作)」「ROM(関節可動域)」「QOL(生活の質)」「DVT(深部静脈血栓症)」など、患者の全身状態や看護計画に直結する語句は、自然に口から出るレベルまで定着させることが求められます。