現在、開発チームは農林水産省への製造販売承認申請に向けた最終段階の治験を進めている。関係者への取材によると、治験に参加した猫たちの経過は極めて良好で、懸念されていた重篤な副作用も報告されていないという。順調に進めば、そう遠くない未来に全国の動物病院で処方される日が来るはずだ。
ただし、承認されたからといって、翌日からすべての病院で手に入るわけではない。初期段階では供給量が限られる可能性が高く、まずは重症度の高い猫や、治験協力病院などから優先的に分配されると予想される。一般の飼い主が手軽にアクセスできるようになるには、製造ラインの安定化を含め、承認からさらに数ヶ月から半年の猶予が必要になるかもしれない。