北総鉄道の路線スペックは、単なる地方第三セクターの枠組みを遥かに超えています。京成高砂駅から印旛日本医大駅までの32.3km、全15駅で構成される路線網は、首都圏屈指の高速鉄道網とシームレスに結ばれています。
最大の武器は、京成電鉄 相互直通運転を基軸とした4社局直通ネットワークです。京成高砂駅から京成押上線、都営地下鉄浅草線、京急本線・空港線へと乗り入れ、乗り換えなしで日本橋・新橋・品川、さらには羽田空港まで直通します。大手町や東京駅周辺へ通うビジネスパーソンにとっても、東銀座や日本橋経由で極めてスムーズな通勤動線が確保されています。
北総鉄道の時刻表を眺めると、平日の朝ラッシュ時は普通列車に加えて速達性の高い特急・急行が運行され、千葉ニュータウン中央駅から都心(日本橋駅)まで約40分台で結ばれます。日中時間帯も北総線内各駅停車のほか、成田スカイアクセス線経由のアクセス特急が1時間あたり複数本運行されており、終点の印旛日本医大駅から成田空港まではわずか十数分の距離です。国内外を飛び回るビジネス層や旅行好きにとって、成田・羽田の双方にダイレクトでアプローチできる利便性は替えが利かないメリットと言えます。