Q1:日本の正式な領土が歴史上もっとも広かったのは西暦何年ですか?
A1:国際法上で主権を有した「正式な領土」としては、1910年(明治43年)の韓国併合から1945年(昭和20年)のポツダム宣言受諾までの期間です。この35年間、日本は内地(本州・北海道・九州・四国・沖縄等)に加え、台湾、朝鮮、南樺太を領有しており、面積は約67.4万㎢でした。
Q2:東南アジアや太平洋の島々は日本の領土になったのですか?
A2:恒久的な日本領土にはなっていません。1941年末から1942年にかけて進出したフィリピン、マレー、蘭印(インドネシア)などは軍政下の「占領地」であり、主権を日本に編入したわけではありません。また、パラオやサイパンなどの南洋諸島は国際連盟から統治を託された「委任統治領」であり、形式的な領土編入は条約上禁じられていました。
Q3:現在の日本の領土面積は世界の中で狭い方ですか?
A3:決して極端に狭いわけではありません。現在の陸地面積は約37.8万㎢で、世界約190カ国中61位前後に位置しています。これはドイツ(約35.7万㎢)やイギリス(約24.3万㎢)、イタリア(約30.1万㎢)といった主要ヨーロッパ諸国の国土面積を上回る規模を持っています。
Q4:海の広さ(領海やEEZ)を含めた場合、日本はどれくらい大きいですか?
A4:領海(約43万㎢)と排他的経済水域(EEZ、約405万㎢)を合算した管轄海域の面積は約447万㎢に達します。これは陸地面積の約12倍であり、アメリカ、豪州、インドネシア、ロシア、ニュージーランドなどに次ぐ世界第6位の海洋大国です。小笠原諸島や南鳥島、沖ノ鳥島などの離島が存在することで、極めて広大な経済水域を確保しています。