ゼロカロリー理論がここまで広く愛される背景には、相方である富澤たけしさんの絶妙なリアクションがあります。伊達さんが至極真面目なトーンで持論を展開した直後、富澤さんが呆れ顔で「死ぬぞ」「早く病院行け」と低音ボイスで短くツッコむことで、ワンセットの完璧なお笑いへと昇華されます。
サンドウィッチマンの漫才やコントのフリートークでも、この掛け合いは鉄板の流れです。伊達さんのふくよかな体型とコワモテな風貌から繰り出される無邪気な嘘に対し、富澤さんが相方の体を本気で心配しながら突っ込む構図が、コンビ仲の良さと相まって視聴者に多幸感を与えています。
誰も傷つけず、ただただ「美味しいものを楽しく食べたい」という人間の本能を肯定するネタだからこそ、幅広い世代のお茶の間で親しまれ続けています。