一括削除を実行した直後に「必要なページまで一緒に消してしまった」と焦る必要はない。主要なブラウザには直前に閉じたタブを復元する救済策が必ず用意されている。
PC環境において最も強力なのが、復元のショートカットキーだ。Windowsでは「Ctrl + Shift + T」、Macでは「Command + Shift + T」を押すことで、直前に閉じたタブが閉じた順序通りに再表示される。このショートカットは複数回連続で押すことができ、ブラウザを誤って終了させた場合でもウィンドウごと丸ごと復元できる強力な仕様だ。
スマートフォンの場合、iPhoneのSafariならタブ切り替え画面を開き、左下の「+」ボタンを長押しすることで「最近閉じたタブ」の一覧が表示される。Chromeの場合は、メニューから「最近使ったタブ」や「閲覧履歴」にアクセスすれば、過去に開いていたセッションを即座に再オープン可能だ。
一方で、タブ内の重いスクリプトや広告の読み込みエラーによって「画面がフリーズしてタブの×ボタンが押せない」状態に陥るケースもある。PCであれば「Shift + Esc」を押してブラウザ専用のタスクマネージャーを立ち上げ、応答しないタブのプロセスだけを強制終了できる。スマートフォンで画面が固まった場合は、ブラウザアプリ自体を上方向にスワイプしてタスクキル(強制終了)し、再起動するのが最も安全で確実な手段となる。