ネット上のヘアカタログやSNSの華やかな画像には、しばしば都合の良いバイアスがかかっています。後悔を防ぐために知っておくべき「2つの盲点」を明確にしておきましょう。
第1の誤解は、「インナーカラーは一度入れれば長期間メンテナンスフリーでいられる」という幻想です。確かに黒髪ベースであれば表面のプリンは目立ちませんが、ブリーチを施したインナー部分は約3〜4週間で色が抜け、ベースのアンダーカラー(黄色〜オレンジ色)が剥き出しになります。そのまま放置すれば、品のないパサついた毛先に見えてしまいます。美しい状態を維持するためには、45日前後の周期でオンカラーを行うか、自宅でカラーシャンプーやカラートリートメントによる色素補給を継続する規律が求められます。
第2の盲点は、「ボブならどんな切り方でもインナーカラーが綺麗に隠れる」という思い込みです。レイヤー(段差)が多く入ったボブや、毛先を極端に軽く梳(す)いたスタイルの場合、表面の髪に隙間が生じるため、髪を下ろしていても内側の色が隙間から透けて見えてしまいます。「職場にバレたくない」という条件を最優先にするならば、表面に段差を入れない重めのワンレングスボブまたは切りっぱなしボブを選択するのが鉄則です。