長期休養を余儀なくされた過酷な真相について、復帰後、岡村本人の口から生々しい当時の様子が明かされている。診断としては過労や自律神経の失調、深刻なうつ状態に陥っていたとされ、脳と心が完全にブレーカーを落とした状態だった。
休養の直前、岡村の精神状態は限界を突破していた。何日もまともに眠ることができず、頭の中を絶望的な思考が支配するようになる。その最たる例が、後に大きな話題となった「強烈な金銭的被害妄想」だった。数億円単位の預金があるにもかかわらず、岡村は「自分は一文無しになった」「口座のお金が全部なくなってしまった」と思い込み、恐怖で震えていたという。
楽屋でも普段の明るさは完全に消え失せ、共演者やスタッフの目が届かないところで虚空を見つめたり、急にパニックに陥ったりする姿が目撃されていた。映画の舞台挨拶中にも思考が停止し、何を話しているのか分からなくなる瞬間が頻発。心身のエネルギーが完全に枯渇し、生きることそのものに恐怖を覚えるほどのメンタルヘルス危機に瀕していたのが、隠された真相である。