基礎の土筋はシロアリ蟻道?放置の倒壊リスクとプロが警告する対処法

基礎の土筋はシロアリ蟻道?放置の倒壊リスクとプロが警告する対処法

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Q1:基礎の外側に細い筋が1本あるだけですが、放置して様子を見てもいいですか?
A1:絶対に放置してはいけません。基礎の外周に見える蟻道は、地中の巨大な本巣から住宅内部へ向かう「侵入ルートの氷山の一角」です。外側に見えている時点で、床下の土台や大引(おおびき)にはすでに数千〜数万匹のシロアリが到達しているケースが多く、放置するほど修繕費用が数十万〜数百万円規模へと膨らみます。

Q2:蟻道をうっかり掃除機やほうきで崩してしまいました。どうすればいいですか?
A2:それ以上の破壊を直ちに止め、殺虫剤を吹き込まずにそのまま放置してください。崩した箇所周辺の写真をスマートフォンで撮影した上で、速やかに専門業者へ連絡しましょう。業者は蟻道が伸びていた方角や周囲の木部の打診調査から、正確な侵入経路と巣の位置を割り出すことが可能です。

Q3:ベランダや2階の柱に蟻道ができることはありますか?
A3:あります。特にイエシロアリの場合、湿気のある場所を自ら作り出しながら上層階へ進出するため、2階の柱や小屋裏、雨漏りしているサッシ周り、ベランダの笠木(かさぎ)内部に蟻道や巨大な分巣(巣の出張所)を形成することが珍しくありません。

Q4:床下点検は無料の業者に頼んでもトラブルになりませんか?
A4:公益社団法人日本しろあり対策協会や日本木材保存協会の会員企業であれば、無料点検でも信頼性の高い診断報告書を受け取ることができます。ただし、点検直後に高額な床下換気扇や調湿材の抱き合わせ購入を強引に迫る悪質業者も存在するため、複数社から相見積もりを取り、施工内容と内訳を冷静に比較検討することが肝要です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。