忙しい毎日の中でまとまった運動時間が取れない人にとって、最大のチャンスとなるのが移動時間です。特に揺れる通勤電車の立ち姿勢は、バランスを保つために無意識の筋反射が起こる格好のトレーニング環境といえます。吊り革に全体重をもたれかけさせるのではなく、軽く手を添える程度にとどめ、足裏全体で車輪の揺れを受け止めるように立ちます。
ここで絶大な引き締め威力を発揮するのが体幹ドローイン効果です。息をゆっくり吐き出しながら、おへそを背骨にくっつけるイメージでお腹を薄く凹ませ、その状態をキープしたまま浅い呼吸を続けます。電車の不規則な揺れに対してインナーマッスル(腹横筋や多裂筋)が反射的に収縮するため、周囲に気づかれることなくウエスト周りの天然のコルセットを鍛え上げることができます。