大阪・肥後橋の街並みに溶け込みながらも、一歩足を踏み入れれば陽気なイタリア語の挨拶が飛び交う「リストランテ・エ・ピッツェリア サンタルチア」。美食家たちが口を揃えて称賛するサンタルチア人気の理由は、単に「ピザが美味しい」という一言にとどまりません。その真髄は、本場ナポリの食文化そのものを空間ごと体験させる徹底したプロデュース力にあります。
最大の特徴は、フロアごとに異なる表情を持つ大胆な店舗設計です。エントランスをくぐると、目の前にそびえ立つ大きな薪窯と、ピッツァイオーロ(ピッツァ職人)の手際よい手さばきを間近に望むライブ感満点の1階席が広がります。薪のはぜる音、トマトソースとオリーブオイルが焦げる芳香、そして焼き立てをすぐさま頬張る活気あるピッツェリア空間です。一方で、階段を上がった2階および3階は、白いテーブルクロスが整然と並び、南イタリアの海辺のレストランを彷彿とさせるクラシカルで洗練されたリストランテ空間が広がっています。
「今日は仲間とカウンターでクラフトビールと焼き立てマルゲリータをカジュアルに」「今夜は大切な記念日に、落ち着いたフロアで南イタリア伝統の魚介料理と熟成ワインをコースで味わう」――訪れるシチュエーションに応じて全く異なる上質な体験を提供できる多面性こそが、肥後橋サンタルチアが長年にわたりリピーターを離さない最大の原動力となっています。