地域密着を貫いてきた株式会社資さんが、すかいらーくホールディングスの傘下に入ったニュースは外食産業を大きく揺るがした。かつては北九州とその近郊でしか味わえなかった味が、巨大資本のサプライチェーンと店舗開発力を得て「資さんうどん全国展開プロジェクト」として一気にアクセルを踏み込んだのだ。
ファミレス大手のノウハウを融合させながらも、伝統の味付けや店内でおでんを煮込む情緒的な店舗体験は一切妥協されていない。関西圏や関東圏への進出に伴い、オープン初日から数百人の行列ができるなど、地方発のソウルフードがいまや全国区のキラーコンテンツへと進化を遂げている。