捜査が進むにつれ、被害者の身元確認とともに、交友関係や金銭関係を中心とした周辺人物の洗出しが本格化しました。被害者は現場アパートの住人であり、普段から近隣との目立ったトラブルは報告されていなかったものの、特定の知人との間では深刻な対立を抱えていたことが判明します。
警察は防犯カメラのリレー捜査や被害者のスマートフォンに残された通話履歴・メッセージのやり取りから、現場に出入りしていた重要参考人を特定。その後、容疑者を殺人容疑でスピード逮捕へと踏み切りました。取り調べが進むにつれて明らかになったのは、表面上は穏やかに見えた人間関係の裏で渦巻いていた、修復不可能な感情のもつれや一方的な恨みでした。