Q1:塩を直接塗って激痛を感じた後、患部が白くなってしまいました。どうすればいいですか?
A1:白くなっている部分は、塩の強い浸透圧によって上皮細胞が壊死した状態(化学的損傷)です。それ以上塩を塗るのは直ちに中止し、ぬるま湯や生理食塩水で優しく口をゆすいで塩分を洗い流してください。その後はステロイド軟膏や保護パッチを使用し、刺激を与えずに安静を保ちましょう。数日経っても赤みや痛みが引かない場合は歯科口腔外科を受診してください。
Q2:塩水うがいに使う塩は、天然塩や粗塩のほうが効果が高いですか?
A2:一般的な食卓塩(精製塩)でも天然塩でも、効果に医学的な差はありません。目的は「0.9%の等張液を作ること」であるため、粒が溶けやすく分量を正確に計りやすい食塩を使用すれば十分です。
Q3:うがい用の塩水を飲み込んでしまっても大丈夫ですか?
A3:コップ1杯程度の0.9%食塩水(約1.8gの塩分)であれば、少量誤って飲み込んでしまっても健康な成人であれば問題ありません。ただし、剥がれ落ちた雑菌や汚れが含まれているため、うがい液は必ず洗面所に吐き出してください。
Q4:市販薬を使えば、口内炎は1日で即効で治りますか?
A4:どのような最新医薬品を用いても、壊死した組織が再生して上皮が完全に塞がるまでには最低でも3〜5日程度のターンオーバー期間が必要です。「1日で完治させる魔法の治療法」は医学的に存在しませんが、ステロイドパッチ等で痛みを即座に遮断し、治癒スピードを2倍近く早めることは十分可能です。