中野ブロードウェイに初めて足を踏み入れた来訪者が最も戸惑うのが、ビル内の2階・3階・4階に網の目のように広がる店舗群の複雑さです。まんだらけはひとつの巨大店舗ではなく、ジャンルごとに独立した「館」として細かく分社化・細分化されています。お目当てのアイテムを効率よく探索するためには、主要なフロア構成の把握が欠かせません。
まんだらけ中野本店の店舗一覧における主軸エリアは3階に集中しています。少年コミックや一般青年コミックのバックナンバーが壁一面を埋め尽くす「本店」をはじめ、少年漫画の単行本・全巻セットを網羅する「本店2」が並び、圧倒的な蔵書数で来訪者を迎えます。さらに3階には、フィギュアや特撮トイ、海外トイなどを細分化して扱う「スペシャル館」(スペシャル1〜8)が軒を連ね、コレクターの探索意欲を刺激します。
ヴィンテージの神髄に触れるなら4階と2階は見逃せません。4階には、昭和初期から戦後の貸本漫画や絶版単行本が厳重に並ぶ「マニア館(ヴィンテージコミック)」、サブカルチャー・人文系専門書や写真集を揃えた「海馬」、80年代の消しゴム人形やシール、食玩などのカプセルトイに特化した「ミクロ館」が鎮座しています。異様な存在感を放つ鳥居のゲートをくぐる「変や(レアトイ)」には、戦前のブリキ玩具や非売品企業ノベルティなど、博物館級の超高額トイが所狭しとディスプレイされています。2階にはコスプレ関連の「コスプレ館」や美少女系フィギュア、同人誌専門の「LIVE館」などが配置され、各フロアが固有のディープな熱気を帯びています。