東京都教育委員会が推進してきた都立高校改革の中で、本校は進学指導重視型の単位制高等学校として確固たる地位を築いてきた。1年次こそ基礎学力を固めるための必修科目が中心となるが、2年次、3年次と学年が進むにつれて選択科目の自由度が飛躍的に広がる仕組みだ。
設置されている選択講座は、人文科学、自然科学、芸術、情報、語学など多岐にわたる。例えば、将来文系学部に進学したい生徒は数学や理科の負担を最適化しつつ、論述対策や英語表現の講座を集中的に履修できる。理系志望であれば、少人数制の発展実験や高度な数学演習に時間を割くことが可能だ。
「自分で時間割を作る」という行為自体が、キャリア教育の第一歩として機能している。自らの適性と将来像を15〜16歳の段階で真剣に問い直すプロセスを経るため、学習に対する当事者意識が自然と芽生える環境が整っている。