ネット上のコミュニティやSNSでは、「水野直美は第1シリーズで東大に受かったのか落ちたのか」という議論がしばしば混同されています。結論から言えば、第1作の試験本番において水野直美は東大を受験していません。
2次試験の直前、母親(美保純)が脳梗塞で倒れ救急搬送されたため、直美は試験を断念し看病を選びました。この展開は当時、「なぜここまで努力した主人公を受験させないのか」と視聴者の間で賛否両論を巻き起こしました。しかし、桜木建二は彼女の選択を一切否定せず、「自分の意志で母親を助ける道を選んだお前を誇りに思う」と告げます。直美は翌年、独学で一浪の末に東大理科一類に合格し、法学部へ進学して司法試験を突破するという設定が続編で明かされました。
このプロットには、単なる受験ドラマにとどまらない深いメッセージが込められています。経済的困窮や家庭のトラブルという理不尽な現実を突きつけられても、獲得した「学ぶ力」は決して奪われないという事実を、水野直美の人生そのものが証明しているのです。