横綱昇進後も、貴乃花は相撲史に燦然と輝く実績を積み重ねていきました。右膝の大怪我を抱えながら、小泉純一郎首相(当時)の「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」という名言を生んだ2001年5月場所の武蔵丸戦など、数々の劇的な名勝負を演じました。
現役生活で残した主な通算記録は以下の通りです。
- 幕内最高優勝:22回(歴代6位)
- 生涯戦歴:792勝262敗204休(通算勝率 .751)
- 幕内戦歴:701勝217敗204休(幕内勝率 .764)
- 横綱在位:49場所(370勝110敗197休)
- 全勝優勝:4回
これら圧倒的な数字の礎となったのが、22歳で行ったあの「連続全勝優勝」による横綱昇進でした。土俵上で一切の妥協を排し、王道の右四つ・寄り切りを極めた貴乃花は、真の「平成の大横綱」として相撲界の頂点に君臨し続けました。