大根はどっちが辛い?先端と葉元の違い&劇的に辛味を抑えるプロの裏技

大根はどっちが辛い?先端と葉元の違い&劇的に辛味を抑えるプロの裏技

大根はどっちが辛い?先端と葉元の違い&劇的に辛味を抑えるプロの裏技の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

食品・調理科学の研究においても、部位によるイソチオシアネートの生成量の差は明確に実証されている。先端部分は葉元部分に比べて細胞が細かく密度が高いため、すりおろした際に酵素反応が爆発的に進みやすい。これが、先端を使った大根おろしが涙の出るほど辛くなる最大の理由だ。

興味深いことに、イソチオシアネートは揮発性が高く、時間が経つと空気中へ逃げていく性質を持つ。また、熱にも弱いため、加熱調理することで辛味が失われ、本来の甘味が前面に出てくる。生で食べるか、火を通すかによって、化学変化のドラマが鍋の中で展開されているわけだ。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。