いぼ痔は自宅で治せる?自力での治し方と市販薬の選び方

いぼ痔は自宅で治せる?自力での治し方と市販薬の選び方

いぼ痔は自宅で治せる?自力での治し方と市販薬の選び方について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

突然の激しい痛みに襲われ、椅子に座ることもままならない場合、まずは患部の炎症とうっ血を抑える緊急処置が最優先となります。いぼ痔の痛み緩和において即効性を求める際、最も多くの人が迷うのが「温めるべきか、冷やすべきか」という点です。

医学的な基本ルールとして、いぼ痔を温める・冷やすの正解は「発症してからの経過時間と痛みの性質」で切り替えます。急に血豆のような硬いしこりができてジンジンと激しく痛む急性期(発症から24〜48時間以内)は、患部で急激な炎症が起きているため、保冷剤を清潔なタオルで包み、10〜15分程度局所を冷やすことで神経の興奮と腫れを鎮めるのが効果的です。

一方で、発症から数日が経過した鈍い痛みや、慢性的なうっ血による違和感に対しては、38〜40度程度のぬるめのお湯に浸かる入浴(座浴)で血流を促し、肛門括約筋の緊張をほぐすことが痛みの緩和につながります。

また、排便時などに飛び出てしまったいぼ痔の押し込み方のコツを知っておくことも重要です。無理な力で押し込むと組織を傷つけ、激痛や大量出血を招く恐れがあります。押し込む際は、必ず以下の手順を守ってください。

1. 入浴時やお風呂上がりなど、肛門周囲が温まり血流が良くなっているタイミングを選ぶ。
2. 手を石鹸で清潔に洗い、指先にワセリンや市販の注入軟膏を適量塗布して滑りを良くする。
3. 横向きに寝そべり、膝を軽く曲げたリラックスした姿勢をとる(腹圧をかけない状態を作る)。
4. 人差し指の腹を使い、脱出した痔核の根元から肛門の奥へ向かって、息をゆっくり吐きながら優しく垂直に押し戻す。
5. 戻した後は、括約筋を軽く引き締め、10分程度横になったまま安静を保つ。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。