本作の最大の醍醐味といえば、一撃必殺の「北斗神拳」と切断を旨とする「南斗聖拳」による極限の攻防だ。ランキング上位のキャラクターたちの強さを比較すると、それぞれが持つ独自の武学と哲学の凄みが際立つ。
一子相伝の北斗神拳を継承したケンシロウは、相手の奥義を吸収し進化し続ける柔軟性を備える。対するラオウは「剛拳」をもってあらゆる敵を粉砕し、皇帝サウザーは身体の秘密によって無敵の誇りを保ち続けた。これら異次元の強者たちが交錯するバトルシーンは、力と心が激突する重厚なドラマとして、今なお色あせることのない緊張感を生み出している。