薬剤の選定基準も結果を大きく左右する。日本国内で眉間や目尻の表情皺に対して承認を取得しているのが、アラガン・ジャパン株式会社が供給する「ボトックスビスタ」であり、厚生労働省の厳格な品質管理基準をクリアした代表格だ。
一方、近年注目を集めているのがドイツ製の「ゼオミン」である。ゼオミンは複合タンパク質を極限まで除去した構造を持ち、体内に抗体が作られにくい特性を持つ。短期間に複数回の施術を重ねる場合、耐性がついて効果が薄れるリスクを回避できる選択肢として評価されている。安価な未承認製剤を扱うクリニックも存在するが、温度管理や不純物リスクを見極めるリテラシーが患者側にも求められる。