ラウンジバーとバーの違いとは?料金の真相と失敗しない大人の作法

ラウンジバーとバーの違いとは?料金の真相と失敗しない大人の作法

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ウェブ検索やSNS上で非常に多く見受けられる危険な混同が、「ラウンジバー」と「会員制ラウンジ」の混同です。この2つは名前こそ似通っているものの、業態としても法的区分としても完全に別世界に属しています。

いわゆる西麻布、六本木、恵比寿界隈の求人情報やゴシップで頻繁に語られる「会員制ラウンジ」は、風俗営業適正化法上の許可(または接待飲食等営業)のもと、若い女性キャストが客の隣に座って接待を行う、実質的な「私服キャバクラ・クラブ」の派生形態です。時給やバック、ギャラ飲みといった文脈で語られるのはすべてこちらを指します。

対して、本稿で論じる純粋な会員制ラウンジバーのシステムと真相は、あくまで「会員資格を持つ者とその同伴者のみに限定したハイエンドな飲食店(バー)」です。スタッフが客の隣に同席して接待することは一切なく、一般的な高級バーと同様にカウンターやフロア越しにオーダーを受け、酒類とフードを提供します。

なぜ会員制にするのかといえば、目的は「顧客のプライバシー保護」と「空間の品格維持」に尽きます。企業オーナー、政治家、著名クリエイターなどが、パパラッチや一般客の詮索に晒されることなく、安全に商談や休息を行える場を維持するために、既存会員2名以上の推薦や厳格な入会審査、数十万円の年会費を設定しているのです。この二者を混同したまま足を踏み入れると、全く予期せぬトラブルや認識の齟齬を招くため、明確に区別しておく必要があります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。