はしだのりひこは1945年1月7日、京都府京都市に生まれました。同志社大学在学中からカントリー&ウェスタンやフォークソングに傾倒し、「ドゥーディ・ランブラーズ」などのバンドで精力的な活動を展開。転機となったのは、加藤和彦、北山修らによる「ザ・フォーク・クルセダーズ」への参加でした。
1967年に限定盤として制作された自主制作アルバムから火がついた『帰って来たヨッパライ』は、当時のアングラ・フォークの枠を飛び越え、累計280万枚以上という空前のメガヒットを記録。テープの早回しによる奇抜なボーカルやアバンギャルドな構成は日本の音楽界に革命を起こしました。解散を前提とした1年間のプロ活動の中で、はしだは柔らかなキャラクターと卓越したギターテクニックでグループのサウンドを支え続けました。
フォークル解散後も彼の勢いは止まりません。1968年結成の「はしだのりひことシューベルツ」では叙情的なフォーク路線を展開し、1970年の「はしだのりひことクライマックス」では当時としては斬新な男女ツインボーカルを取り入れ、日本のポップスシーンに新たな地平を切り拓きました。