国際バレーボール連盟(FIVB)が算出する最新の世界ランキングにおいて、バレー日本代表の世界ランキングは男子が世界トップ5以内を安定してキープし、女子もトップ8圏内へ返り咲くなど、名実ともに世界のトップティアに君臨しています。かつて「高さとパワーの前に屈する」と評された日本バレーは、いまや世界基準のサーブ&ブロックシステムと、世界最速水準のバックアタック(パイプ攻撃)を武器に、強豪国から最も警戒される存在へと変貌を遂げました。
特に注目すべきは、国際大会における勝率の安定度です。以前のように「格上相手に番狂わせを起こす」のではなく、「主導権を握って勝ち切る」試合展開が定着しました。これには、FIVBランキングポイントの配分システム変更に伴い、1セットの得失点がランキングへ直結するプレッシャーの中で、終盤のクラッチタイムを制するメンタリティがチーム全体に根付いたことが大きく影響しています。