神宮球場建て替えの現在地と外苑再開発の真相|100周年の聖地を徹底解剖

神宮球場建て替えの現在地と外苑再開発の真相|100周年の聖地を徹底解剖

神宮球場建て替えの現在地と外苑再開発の真相|100周年の聖地を徹底解剖の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

1926(大正15)年10月23日、明治神宮外苑競技場の一角に誕生した神宮球場は、日本の近代スポーツ史そのものです。建設資金の一部を東京六大学野球連盟が寄付したことから、現在に至るまで六大学野球が球場使用の最優先権を持つという、世界でも類を見ない文化的背景を持っています。

春と秋の東京六大学野球リーグ戦では、早慶戦をはじめとする熱戦が幾世代にもわたって繰り広げられてきました。応援団の華やかなエール交換やブラスバンドの響きは、神宮の週末の象徴です。チケットは現在も当日券や学生割引が充実しており、気軽に聖地のスタンドへ足を踏み入れることができます。

一方、1964年より準本拠地として使用を開始し、のちに正式な東京ヤクルトスワローズの本拠地となった神宮球場は、プロ野球ファンにとって数多くの伝説の舞台となってきました。若松勉氏の首位打者争い、古田敦也氏が率いた1990年代の黄金期、山田哲人選手のトリプルスリー、そして村上宗隆選手による日本人最多本塁打記録の樹立など、ファンの歓喜と涙がこの土と芝に刻み込まれています。7回裏の攻撃前に東京音頭に合わせて揺れるビニール傘の光景は、神宮球場ならではの風情として定着しています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。