Q1:コンタクトレンズを装着したまま、ものもらいの抗菌目薬を差してもいいですか?
A1:絶対に避けてください。市販の抗菌目薬に含まれる有効成分や防腐剤(ベンザルコニウム塩化物など)がレンズに吸着・蓄積し、角膜上皮障害を引き起こす恐れがあります。また、ものもらい発症中はコンタクトレンズ自体の装着が感染拡大の主因となるため、治癒するまでは眼鏡で過ごすことが大原則です。
Q2:市販の抗菌目薬は、開封してからどのくらいの期間使えますか?
A2:通常ボトルの目薬の場合、開封後の使用期限は約1カ月が目安です。点眼時にまつ毛や皮膚が容器の先端に触れることで、ボトル内部に細菌が逆流・繁殖するリスクがあります。前回の発症時に残った数カ月前の目薬を使用することは、感染を悪化させる極めて危険な行為です。1回使い切りタイプはその日のうちに廃棄してください。
Q3:ものもらいは他人にうつりますか?プールやお風呂は一緒に入っても大丈夫ですか?
A3:ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)は、自らの皮膚やまつ毛の生え際に常在するブドウ球菌などが原因であり、アデノウイルスが原因の「はやり目(流行性角結膜炎)」とは異なり、他人にうつる病気ではありません。したがって学校や仕事を休む必要はなく、入浴も問題ありません。ただし、タオルなどを共有すると別種の雑菌感染を招く可能性があるため、タオルの共用は避けましょう。
Q4:ものもらいが破れて膿(うみ)が出てきた場合、どう対処すればいいですか?
A4:絶対に無理に指や綿棒で絞り出してはいけません。破裂した部位から二次感染を起こす危険があります。あふれ出た膿は清潔な滅菌ガーゼや精製水を含ませたコットンで優しく拭き取り、刺激を与えずに速やかに眼科を受診して創部の適切な処置を受けてください。