納豆は消化に悪い?胃もたれ・腹痛が起きる意外な原因と正しい食べ方

納豆は消化に悪い?胃もたれ・腹痛が起きる意外な原因と正しい食べ方

納豆は消化に悪い?胃もたれ・腹痛が起きる意外な原因と正しい食べ方に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

ネット上のQ&Aサイトやソーシャルメディアには、納豆による胃腸トラブルの切実な声が溢れています。

「風邪気味でお腹の調子も悪かったので、体に良いと思って納豆ご飯を食べたら、1時間後に激しい腹痛に襲われてトイレから出られなくなった」(30代女性・会社員)
「筋トレ後の夜食に毎日納豆を2パック食べていたら、夜中に胃がキリキリ痛み出し、逆流性食道炎のような胸やけが続いている」(20代男性・公務員)

こうした訴えに対し、都内の消化器内科専門医は次のように実態を指摘します。「患者さんから『納豆胃腸炎食べていいか』とよく質問を受けますが、急性胃腸炎の初期から回復期前半にかけては絶対に避けてほしい食品の筆頭です。下痢をしている腸管粘膜はびらん(ただれ)を起こしており、そこへ硬い不溶性繊維や強い発酵作用を持つ納豆菌を放り込むのは、傷口にタワシを擦り付けるような行為です」

健康診断で異常がない人であっても、過労やストレスで胃酸の分泌機能や胃の蠕動が落ちているタイミングに普段通りの粒納豆を流し込むと、一時的な機能性ディスペプシア(胃の不快感・もたれ)に酷似した症状を引き起こすケースが多発しています。「健康に良いはず」という思い込みが、かえって自覚症状の発見を遅らせる要因にもなっているのです。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。