ニンニクの収穫時期は葉が何割で判断?遅れると腐るサインと乾燥の真相

ニンニクの収穫時期は葉が何割で判断?遅れると腐るサインと乾燥の真相

ニンニクの収穫時期は葉が何割で判断?遅れると腐るサインと乾燥の真相の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

「教科書通りに5月下旬まで待ったのに、掘り起こしたら中身がスカスカだった」「外見は立派なのにバラバラに崩れた」という声が、家庭菜園のコミュニティや知恵袋等の相談掲示板で毎年初夏に激増します。こうした失敗の9割は、試し掘りのタイミングと事前の手入れを誤っていることに起因します。

葉の枯れ具合は日照や土質、肥料の残存量によって株ごとに微妙に異なります。そのため、区画全体の収穫に踏み切る前に、最も平均的な生育を見せている株を「1〜2株だけ試し掘り」することがプロとアマを分ける分水嶺となります。

試し掘りを行う際のチェックポイントは以下の3点です。

1. 球の「肩」の張り具合:
茎の根元から球へと広がる境界部分が、なだらかな下り坂ではなく、水平に近い角度でしっかりと「怒り肩」のように張っているか確認します。丸みが足りず三角形に近い形状であれば、まだ肥大の途上です。

2. 鱗片のくびれ(凹凸)の鮮明度:
球の外周を手で触った際、個々の鱗片の境目がくっきりと浮き出ているかを確認します。表面がツルツルとして寸胴なものは未熟、逆に溝が深すぎて皮が浮いているものは過熟です。

3. 外皮の層の厚み:
試し掘りした球の外皮を1枚めくり、まだ数枚のしっかりとした白い保護膜が鱗片を包んでいるかを確認します。最外層がすでに茶色く透け、実の輪郭が直接見え始めている場合は即座に残りの全株を収穫しなければなりません。

また、収穫の約1カ月前に発生する「花芽(薹=トウ)」を放置していた場合、養分が花へと奪われ、どれだけ待っても球は肥大しません。「ニンニクの芽」として知られるトウが立ち上がったら、先端がくるりと丸まった段階ですべて基部から摘み取っておくことが、適期にしっかりとした球を収穫するための必須条件です。

山田 真由
著者

山田 真由

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