現役引退後、多くのファンが驚いたのが指導者としての転身でした。2016年、兵庫県姫路市に新設された女子プロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」の初代監督に電撃就任。ゼロからのチームビルディングを託されました。
竹下は単に技術を教え込むのではなく、プロ選手としての自覚や戦術理解力の向上を徹底。就任からわずか数年で、チームをV2リーグ(2部)全勝優勝、そして最上位カテゴリであるV1リーグへの昇格へと導くという、指導者としても異例のスピードで結果を出しました。
2020年に監督を退任した後は、クラブのフロント組織に入り取締役球団副社長やエグゼクティブアドバイザーに就任。現場の指揮官から、クラブ経営や地域密着型のスポーツビジネスを支えるリーダーへとシフトしました。この転換は、日本の女性トップアスリートが指導者だけでなく「クラブ経営の中枢」を担うロールモデルとして、スポーツ庁や関係団体からも高く評価されています。