逆流性食道炎を悪化させないためには、毎日の食事内容と食べ方にひと工夫加える必要があります。
基本の対策は「1日4〜6回の分食」です。子宮に圧迫されて胃の容量が小さくなっているため、1回の食事量を従来の半分程度に抑え、間食を挟みながら小分けにしてエネルギーを補給します。これにより胃内圧の急上昇を防ぎ、消化の負担を大幅に減らすことができます。
メニュー選びにおいては、高脂肪食、柑橘類やトマトなどの強酸性食材、刺激の強い香辛料、カフェインを避けるのが鉄則です。大根やかぶのすり流しうどん、豆腐と卵のあんかけ粥、白身魚のホイル蒸しなど、消化酵素を多く含み脂肪分の少ない和食中心のレシピが推奨されます。よく噛んで唾液をしっかり分泌させることも、天然の中和剤として胃酸を抑える効果をもたらします。