SNSや大手質問掲示板を分析すると、ホワイトデーにマカロンを受け取った女性側の反応は、贈り主との関係性によって鮮明に二極化しています。
本命の恋人や好意を寄せている相手から受け取った場合、評判は極めて良好です。ある20代後半の女性会社員は、公式アンケートの自由記述欄で次のように答えています。
「普段自分では買えないピエール・エルメのボックスをもらった瞬間、大事にされている実感が湧いて泣きそうになった。パッケージも綺麗で、センスの良さと誠意を同時に感じた」
しかし、問題は「義理チョコ」に対するお返しとしてマカロンが贈られたケースです。職場の上司や単なる男友達から高級マカロンを渡された女性たちの間では、次のような戸惑いの声が数多く記録されています。
「500円程度の義理チョコしか渡していないのに、3,000円超のマカロンを個別で手渡されて正直困惑した。お菓子言葉を知っている人なのかな、それとも気があるのか、返答に困る」(30代前半・金融関係)
「マカロンは嬉しいけれど、デスクで1対1で渡されると周囲の視線も気になる。義理なら焼き菓子の詰め合わせで十分」(20代半ば・IT企業)
このように、マカロンが放つ「特別感」は、受け手に対して心理的負荷(返礼のプレッシャー)を生じさせる両刃の剣となります。好意がない相手からの高額なマカロンは、社交辞令の枠組みを逸脱した過剰なアプローチとして受け取られかねません。