六代目山口組の屋台骨を支えるのが、組長と直接の盃を交わした直系組長(直参)たちです。かつて100人近く存在した直参の数は、引退や組織統合、警察の取り締まり強化に伴い、現在では50名前後までスリム化されています。
直参組織は主に「舎弟」「幹部」「若中」という明確な階層で区分されています。長年組織に貢献してきた重鎮が就く舎弟の役職は、直接的な武闘路線から一線を退きつつも、組織内の相談役や儀礼・秩序維持の要として重用されます。
一方、若手・中堅の直参から抜擢される幹部・若中クラスは、地方ブロックごとの統制や実務を担当。近年実施された六代目山口組の人事異動では、功績を挙げた若手リーダーの昇格や、高齢化に伴う引退・名跡継承が整然と進められており、組織の若返りと統率力維持の両立が図られています。