なぜ東北一人気?あ・ら・伊達な道の駅「ロイズの謎」と混雑回避法を徹底解説

なぜ東北一人気?あ・ら・伊達な道の駅「ロイズの謎」と混雑回避法を徹底解説

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「あ・ら・伊達な道の駅」を訪れて誰もが目を見張るのは、館内の一等地に広がるロイズ(ROYCE')の大型常設コーナーです。東北の街道沿いで北海道屈指のチョコレートブランドが公式展開されている光景には、単なる物産展とは異なる明確な歴史的必然が存在します。

時計の針を幕末から明治維新へと巻き戻すと、戊辰戦争の敗北により伊達一門の岩出山伊達家は大幅な減封に直面しました。第10代当主・伊達邦直は、困窮する家臣たちの活路を拓くため、1871年(明治4年)に私財を投じて家臣団と共に未開の北の大地へと集団移住を決断します。酷寒の地で幾多の苦難を乗り越えて開拓を成し遂げた場所こそが、現在の北海道当別町です。

この血の通った歴史的絆を契機に、1987年に旧岩出山町と北海道当別町は姉妹都市提携を締結しました。その後、当別町内にロイズコンフェクトの主要生産拠点(ふと美工場)が設立された縁から、2001年の道の駅開業時にロイズの本格的な直営展開が実現しました。「北海道外でこれほど豊富なラインナップが常時手に入る場所は極めて珍しい」と語り継がれる背景には、150余年の時を超えて息づく武士たちの開拓精神と、両自治体の強固な連携関係が横たわっています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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