ベストウイッシュでロケット団が黒服シリアス化した理由と真相

ベストウイッシュでロケット団が黒服シリアス化した理由と真相

ベストウイッシュでロケット団が黒服シリアス化した理由と真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

黒服として冷徹に任務をこなしていた3人ですが、BW第24話以降の展開を経て、徐々に衣装が従来の「白服」へと戻っていきます。この復活劇は単なる後退ではなく、「有能さを維持したままの段階的シフト」として描かれました。

象徴的だったのが、ライモンシティを舞台にした「バトルサブウェイ編」です。白服に戻った彼らは、ニャースがサトシ一行に怪我を装って合流し、内部から信用を得た上でポケモンセンターごとポケモンを強奪するという、極めて知能的かつ大規模な計略を実行しました。かつてのようなマヌケな失敗ではなく、緻密に練られた作戦展開は「白服に戻ってもBWのロケット団は有能である」という事実を強く印象づけました。

そして物語は、サカキ自らがイッシュ地方へ降臨し伝説のポケモンを狙う「メロエッタと海底の神殿」作戦(オペレーション・テンペスト)へと結実します。この決戦の失敗とサカキの撤退を機に、彼らは組織の巨大な任務から離れ、再びサトシのピカチュウを狙う独自のスタンスへと回帰。「エピソードN」や「デコロラアドベンチャー」を経て、おなじみの「やな感じ〜!」とともに吹っ飛ぶ愛すべき悪役像が完全に復活を遂げました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。