「ワインが安い店は料理が凡庸」という飲食業界の先入観を鮮やかに覆すのが、炭火とワインが誇る肉料理の数々です。その中核を担うのが、大分県が誇る最高峰の黒毛和牛「豊後牛オレイン55」を使用した炭火焼きステーキです。
オレイン酸の含有率が55%以上の個体のみに与えられるこの称号は、牛肉の「融点の低さ」と「赤身のコク」を証明するもの。炭火の遠赤外線で表面を香ばしく焼き固め、中心部をしっとりとしたロゼ色に仕上げたステーキを口に運ぶと、人肌の温度でサラリと上質な脂が溶け出します。胃もたれしない澄んだ旨味は、フルボディの赤ワインとも見事なマリアージュを見せます。
さらに、初回来店者が驚愕するのがお通しとして提供される「自家製生ハムとフレッシュサラダのおかわり自由」という破格のサービスです。塩気と熟成香が心地よい生ハムと、契約農家から届く新鮮な葉野菜がテーブル上に無限に供給されるため、前菜の段階で顧客の心を掴んで離しません。加えて、魚介の旨味を凝縮したアクアパッツァや、濃厚なチーズを用いたタパス、季節替わりのアヒージョなど、ワインとの相性を綿密に計算し尽くしたメニュー群が脇を固めています。