マクドナルドのパイメニューといえば、1971年の日本創業時から存在する「ホットアップルパイ」や、1990年に初登場した名作「ベーコンポテトパイ」が有名です。食事系パイは長年ベーコンポテトパイの一強状態が続いていましたが、2016年の「チキンシチューパイ」や2021年の「ビーフシチューパイ」の投入によって、冬の本格食事パイという新たなジャンルが確立されました。
マーケティングの観点から見ると、冬場は主力バーガーである「グラコロ」と「ビーフシチューパイ」を併売することで、温かい洋食・シチュー系フレーバーを好む購買層を強力に囲い込む戦略が取られています。甘いスイーツパイとは異なる「手軽な温かいおかずスナック」としての需要を巧みに捉えており、冬のマックを象徴する定番商品へと定着しました。