長期間放置されたヨーグルトが腐るとどうなるのか、その兆候は視覚・嗅覚・味覚の段階的な変化によって確認できます。判断に迷った場合は、無理に飲み込まず次のチェックポイントを確認してください。
まず混同しやすいのが、表面に溜まる透明または黄色がかった液体です。これはホエー(乳清)の分離と呼ばれる自然現象で、振動や保存温度の変化によってヨーグルト内部のカード(凝固した乳タンパク質)が収縮し、水分が滲み出たものです。ホエーには水溶性タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、腐敗ではありません。全体を清潔なスプーンで混ぜ合わせるか、そのまま摂取しても健康上の問題はありません。
明確な廃棄基準となるのは、ヨーグルトのカビの見分け方や明らかな異変です。以下の状態が1つでも認められた場合は、直ちに処分してください。
- 視覚の異常:表面に黄色、ピンク、緑、黒色の斑点状のカビが生えている。全体が黄色く変色している。容器がガス発生で異常に膨張している。
- テクスチャーの異常:水分が完全に抜けて干からびている、または納豆のように糸を引いてドロッとしている。
- 嗅覚の異常:ヨーグルト本来の爽やかな酸味臭ではなく、ツンと鼻を刺すアンモニア臭、アルコール臭、生ゴミのような腐敗臭がする。
- 味覚の異常:舌に乗せた瞬間に強い苦味やピリピリとした刺激を感じる(※異変を感じたら即座に吐き出し、口をゆすいでください)。