かつてのハードコアな電子街を知る古参ファンと、現在のライブシアターや駐車場を利用する現代ユーザーの間では、ビルに対する評価が真っ二つに分かれています。
現地でのヒアリングや知恵袋、レビューサイトに蓄積された利用者の生々しい声を抽出しました。
「2000年代初頭、マザーボードのジャンク品を漁りに毎週土曜は第2アメ横に通い詰めていた。あの頃のはんだ付けの匂いと店員のぶっきらぼうだが職人気質な会話が懐かしい。久しぶりに行ったら完全に別世界になっていて寂しさはあるが、建物が残っているだけでも奇跡かもしれない」(50代・元自作PCユーザー)
「週末の大須は万松寺通も赤門通も大混雑で車を停めるのが一苦労。第2アメ横ビルの駐車場は収容台数があり、係員さんの誘導も手慣れているのでいつも助かっている。大須商店街のど真ん中に突っ込める立地の良さは代えがたい」(40代・ファミリー層ドライバー)
「推しのアイドルイベントで2階のシアターを頻繁に利用している。初めて来たときは外観がレトロすぎて少し入るのをためらったが、中はアットホームな距離感で音が近く、大須らしいディープなサブカル感を満喫できる」(20代・ライブ来場者)
口コミを精査すると、「かつての電子パーツ街」という過去の残像を追ってやってくる層の満足度が低く、「大須中心部の駐車場」や「固有イベントの目的地」として訪れる実用層の評価が極めて高いという明確なコントラストが浮かび上がります。