進学情報メディアや各種意識調査の集計データによると、オープンキャンパスに参加した高校生100人を対象としたアンケートでは、「制服で参加した」が54人、「私服で参加した」が46人という結果が出ています。また、大手教育サービス「スタディサプリ進路」が実施した先輩147人への調査でも、両者の割合は拮抗しており、「どちらか一方だけが圧倒的正解」という状況は存在しません。
大学側がパンフレットや公式サイトに記載する「服装自由」という文言は、文字通りの意味として受け止めて問題ありません。選考を兼ねた一部の特殊なプログラムを除き、服装の種類そのものが評価点に影響することはないのが実情です。迷った際は、それぞれのメリットと開催される時期を照らし合わせて選択することをおすすめします。
制服を選ぶ最大のメリットは、「毎朝のコーディネートに悩む時間を省ける」「どこへ行っても高校生としての身分が一目で伝わる」という安心感にあります。特に学校の授業がある平日の夕方開催や、高校単位でバスを貸し切って参加するツアーの場合は、周りも全員制服であるため悪目立ちするリスクがゼロになります。
一方、私服を選ぶ強みは、「体温調節のしやすさ」と「大学生になった自分を具体的にイメージしやすい」という点です。真夏のオープンキャンパスでは、厚手のスラックスやスカート、通気性の乏しいブレザーは熱中症のリスクを高めます。通気性に優れたカットソーや歩きやすいパンツを選べる私服は、広大なキャンパス内を快適に移動する上で大きなアドバンテージとなります。