Q1:小学生の娘が虫歯になりやすいのですが、矯正を始めても大丈夫ですか?
A1:装置を装着すると格段に歯磨きが難しくなるため、虫歯リスクは確実に跳ね上がります。ただし、器具を装着する前に徹底したブラッシング指導を行い、定期的なフッ素塗布やPMTC(専門的クリーニング)を組み込むことで予防可能です。甘い飲料を控えられない、自分で歯磨きをする習慣がついていない段階であれば、まずは生活習慣の改善を優先させることが不可欠です。
Q2:第1期治療(小児矯正)だけで完全に治療が終わることはありますか?
A2:軽度の叢生(乱ぐい歯)や顎のズレであれば、第1期で骨格を広げ、永久歯が自然に正しい位置へ収まり終了するケースは存在します。しかし、成長に伴い舌の癖や下顎の第二成長が影響するため、約6〜7割のケースで歯列をミリ単位で整える第2期治療(ワイヤーまたはマウスピース)が必要となります。「第1期だけで必ず完璧になる」と断言するクリニックは疑ってかかるべきです。
Q3:矯正の相談は何件くらい回って比較するべきですか?
A3:最低でも2〜3箇所の矯正歯科専門医院でカウンセリングを受けることを強く推奨します。小児矯正は歯科医師の流派や治療方針によって、「抜歯か非抜歯か」「固定式ワイヤーかマウスピースか」「即座に開始か経過観察か」の診断が真っ向から分かれることが珍しくありません。複数の見解を聞き比べ、費用体系の明瞭さと娘との相性を冷静に吟味した上で契約を結んでください。