ネット上のコミュニティやSNSを調査すると、「子犬の頃はぬいぐるみみたいだったのに、成犬になったら別の犬種のようになった」「ポメプーの成犬選びで失敗したかもしれない」という吐露が散見されます。こうしたネットの反応を分析すると、否定的な意見の9割以上は犬そのものの欠陥ではなく、「子犬期の見た目と成犬時の姿の乖離(ギャップ)」に起因していることが判明しました。
ミックス犬は純血種と異なり、犬種標準(スタンダード)が存在しません。親犬であるポメラニアンとトイプードルのどちらの遺伝的形質が強く現れるかは、成長してみなければプロのブリーダーですら断定できない領域です。子犬期は両親の丸みが強調された「毛玉のようなビジュアル」をしていても、骨格が固まる生後10ヶ月から1年半にかけて、トイプードル譲りの手足の長さやマズルの尖りが顕著になります。このポメプーの成長後の変化の真相を知らないまま迎えてしまった飼い主が、想像との差異にショックを受けるという構造が存在します。
トリミングサロンを営むベテラントリマーは、現場の実情を次のように語ります。「生後6ヶ月前後で来店された飼い主様が『毛がスカスカになって顔が伸びてきた』と酷く動揺される場面に頻繁に立ち会います。しかしこれは成犬への正常な発達プロセスであり、決して生涯ブサイクなまま定着するわけではありません」。