六代目三遊亭円楽(本名:會 泰通=あい・やすみち)さんは、2026年9月30日、肺がんのため東京都内の病院で息を引き取りました。享年72。常に前を向き続けた名人の訃報は、芸能界のみならず日本全国に深い悲しみをもたらしました。
円楽さんの本格的な闘病生活は、2018年9月に公表された初期の肺がんから始まりました。手術を経てわずか数週間で仕事復帰を果たしたものの、翌2019年には脳腫瘍、さらに肺がんの再発が判明。相次ぐ大病に見舞われながらも、「病気を笑いに変える」というプロ意識を貫き、高座に立ち続けました。
過酷な試練はさらに続きます。2026年1月下旬、脳梗塞を発症して緊急入院。左半身の麻痺と言語障害という、噺家にとって致命的ともいえるハンディキャップを背負うことになりました。それでも円楽さんは一切弱音を吐かず、過酷なリハビリテーションに没頭。「もう一度、笑点の舞台へ戻る」「ファンの前で落語を披露する」という強靭な意志が、その歩みを支え続けました。